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はじめに

一般的な催眠療法では、いきなり退行催眠に入るケースもありますが、当ヒーリングでは、より深い潜在意識にアクセスし、催眠の効果を高めるために、いくつかのステップを丁寧に踏んでいきます。
セッションは以下の流れで進みます。

ダウジング → 呼吸法 → マインドフルネス → ゲイジング → 催眠処理(目的に応じて選択)

催眠処理には以下の技法が含まれます。

・退行催眠
・自律訓練法
・インナーチャイルドセラピー
・ハイヤーセルフセラピー
・アファメーション
・ボディスキャン瞑想

さらに、音響療法(ソルフェジオ周波数、1/fゆらぎ音声)を併用することで、脳波や情動の安定を促します。

ダウジング+眼振振動により

ダウジングは、ペンデュラムなどの道具を使って、無意識が感知している微細な情報を可視化する技法です。筋肉のわずかな反応を増幅し、目に見える形で現すことで、潜在意識との接点を築きます。

眼振振動とは、視線を一定のリズムで動かすことで、脳に軽い疲労とリラックスをもたらす誘導法です。これは、レム睡眠時の脳波に近い状態を人工的に再現するもので、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)にも通じる技術です。

ペンデュラムの揺れを目で追うことで、外界処理が疲れ、内面への集中が促進され、自然なトランス状態へと導かれます。

呼吸法

呼吸は、自律神経と脳波に直接働きかける重要な要素です。
深くゆっくりとした呼吸は副交感神経を優位にし、脳を落ち着かせ、催眠状態への移行を助けます。
吸う動作は交感神経、吐く動作は副交感神経を刺激するため、催眠誘導では「吐く」時間を長めにとることが効果的です。また、光や色、香りを吸い込むイメージ呼吸を取り入れることで、感情の動きや催眠深度をさらに高めることができます。

マインドフルネス

マインドフルネス瞑想は、「今この瞬間」に意識を向け、評価や判断を手放してありのままを観察する心の訓練です。
音に意識を向けることで、思考や視覚から離れ、聴覚を通じて現在にとどまる練習ができます。環境音や身体の音を観察することで、集中力と心の静けさが高まります。

ゲイジング(視覚集中法、1点凝視法)

ゲイジングは、一点をじっと見つめることで意識を内側に向ける古典的な催眠誘導法です。
目の筋肉が疲労し、まぶたが重くなることで、自然なトランス状態が生まれます。

代表的な方法:

  • キャンドルゲイジング(ろうそくの炎を見つめる)
  • 光点ゲイジング(LEDやペンライトの光を見つめる)
  • 鏡ゲイジング(自分の瞳を見つめる)

当ヒーリングでは、自律神経や精神疾患にも効果的な独自のゲイジング法を採用しています。

催眠処理技法(目的に応じて選択)

退行催眠

過去の記憶や体験に意識を向ける技法。年齢退行・記憶退行・シーン退行などを組み合わせ、トラウマの再体験は避けながら、安心できるイメージの中で記憶の整理を行います。

自律訓練法

「手足の重さや温かさ」「呼吸や心拍のリズム」などの自己暗示を用いて、副交感神経を優位にし、深いリラクゼーションを促します。

ボディスキャン瞑想

身体の各部位に順番に意識を向け、感覚を丁寧に観察することで、緊張をほぐし、心身の安定を促します。

インナーチャイルドセラピー

幼少期の傷ついた感情に優しく寄り添い、自己受容と自己肯定感を育てるセラピーです。瞑想やイメージワークを通じて、内なる子どもと対話します。

ハイヤーセルフセラピー

高次の自己(ハイヤーセルフ)とつながり、深い癒しや人生の方向性を見出すセラピーです。内なる知恵にアクセスし、自分自身を信頼する力を育てます。

アファメーション

「私は価値ある存在だ」などの肯定的な言葉を繰り返すことで、潜在意識に働きかけ、思考や行動を望む方向へ導きます。

音響療法

ソルフェジオ周波数音声

396Hz、528Hzなどの特定の周波数が、心身の調和や癒しを促すとされる音響技法。ヒーリング音楽や瞑想音声に広く用いられています。

1/fゆらぎ音声

自然界に多く存在する「規則的すぎず、ランダムすぎない」心地よいリズム。小川のせせらぎ、雨音、焚き火の音などが代表例で、脳波や心拍と共鳴し、深いリラックスをもたらします。

項目ソルフェジオ周波数1/fゆらぎ
周波数分布離散的(例: 396Hz, 528Hz)連続的で1/fスペクトル
信号の性質単一の純音や倍音の組み合わせランダム・連続的なゆらぎ
時間変化基本的に周期的強弱・揺らぎがランダム
音響効果ヒーリング・倍音的効果心地よさ・リラックス感(自然音に近い)
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